葺き替え工事

葺き替え工事とは既存の屋根から新しい屋根にする工事です。
重い屋根は地震発生時に建物そのものが大きく揺られ建物全体に歪みや亀裂等の痛みが生じますが、軽い屋根材を使用する事により揺れを抑えます。

また当社の調べによりますと瓦屋根からスレート材へ葺き替え工事を行った場合地震の揺れを約3割程度、古い土葺屋根の場合は約5割程度軽減する事が可能です。

瓦(屋根材)下ろし

葺き替え工事は、一度全ての瓦(屋根材)をおろすところから始まります。
その前にしっかりと足場を組み、施工をスタートします。

施工事例

Before

施工前

新築から1度も手をかけず瓦の方が劣化してしまい水漏れを起こしていた現場です。
瓦屋根の場合は重ね葺きができず下地復旧施行か葺き替えになりますが、既存の野地板が腐っており下地復旧が出来なかったため、1度全ての屋根材・桟木・防水シートを外しています。
野地板の程度によっては新しく張り替えたりするケースもあります。
【株式会社ステージ|群馬】施工事例|施工前|葺き替え工事

 

 

Construction

施工中

新たに防水シートを貼り、屋根材を葺いている最中です。
新しい野地板に防水シートをタッカーとよばれるホッチキスの芯のような器具で張ります。
最近は野地板に傷を付けることを極力おさえるため、タッカーをつかわず粘着式になっているシートをつかう機会も増えています。
防水紙は雨水が浸入しないように軒先から棟に向かって設置していくのが基本です。
【株式会社ステージ|群馬】施工中|葺き替え工事

 

 

After

施工後

新しい屋根を葺いたら、雨が入らないように板金や雪止めを設置していきます。
屋根を葺くだけでなく、横から雨が入らないように板金などで隙間を覆っていきます。
新しい屋根にしても板金の処理や雪止めの設置が甘いと雨漏りの原因になるので丁寧に行なっていくことによりメーカー推奨の耐久年数を確立できます。
【株式会社ステージ|群馬】|施工事例|施工後|葺き替え工事